各大学・研究機関事務局ご担当者様へ

　公益財団法人古泉財団事務局では、奨学事業および助成事業の運営を統括し、事業目的の達成に向けた実務を担っております。
　古泉財団は、社会有用な人材の育成を基本理念とし、地域社会の発展を担うことが期待される方々への支援を行っております。
　奨学事業および助成事業は、文教政策の一翼を担う公益目的事業として位置づけられており、大学・研究機関の視点に立った、切れ目のない継続的な支援を目指しています。
　各大学および研究機関の事務局ご担当者様におかれましては、今後とも古泉財団の事業に対し、引き続き、ご理解とご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

奨学事業について

　古泉財団奨学金は、地域の発展と、これからの社会を担う人材の育成を目的とした給付型奨学金です。
　学業成績が優秀で、将来の活躍が期待される学生の方々を対象としております。
　本奨学金は、古泉肇代表理事が、新潟工科大学の設立を通じて、学生の学びへの意欲を高めるために給付型奨学金の創設を構想したことに端を発します。
　財団設立時には、井田増夫事務局長が、全国の奨学金制度を調査・研究し、多くの奨学金が1年間限りの支給にとどまる中で、一定の条件を満たせば卒業まで継続して給付が受けられる仕組みを整備いたしました。
　毎年、指定校のご担当者様にご協力頂きながら、各校において、将来に向けて努力を重ねる前途有望な学生の方々をご推薦頂いております。
　今後も、将来を担う人材を社会へ送り出すため、指定校の皆様との連携を一層深めながら、奨学事業を推進してまいります。

助成事業について

　古泉財団研究費助成金は、地域社会の発展と、次代を担う人材の育成を目的として、将来性のある研究に取り組む学生および教職員の方々に対して給付する制度です。
　本助成金は、高等教育の修学支援新制度において、大学院生が支援の対象外とされたことを受け、社会の中核を担うことが期待される大学院生への経済的支援を目的として創設されました。
　一般的な研究助成は、一定の研究実績や具体的な成果を求めるものが多い中、本助成金は、研究を始めたばかりの段階にある方々を対象としています。
　大学院生のほか、助教相当の職位の方、さらには大学院進学を目指す学部生にまで対象を広げ、研究初期段階の外部資金として活用頂いております。
　今後も、将来の活躍が期待される意欲ある学生・若手研究者がこの制度を通じて一歩を踏み出せるよう、各大学・研究機関との連携を深め、相互に協力できる体制づくりを進めてまいります。

アクセス

公益財団法人古泉財団 事務局

〒950-0165　新潟市江南区西町一丁目2番1号