選考結果
大学名 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 合 計 |
新潟大学 | 1名 | 0名 | 1名 | 2名 |
上越教育大学 | 1名 | 2名 | 1名 | 4名 |
長岡技術科学大学 | 2名 | 2名 | 2名 | 6名 |
新潟県立大学 | 0名 | 0名 | 0名 | 0名 |
長岡造形大学 | 1名 | 1名 | 1名 | 3名 |
新潟県立看護大学 | 0名 | 2名 | 0名 | 2名 |
新潟医療福祉大学 | 4名 | 2名 | 0名 | 6名 |
新潟青陵大学 | 0名 | 1名 | 0名 | 1名 |
新潟国際情報大学 | 0名 | 2名 | 1名 | 3名 |
新潟リハビリテーション大学 | 0名 | 0名 | 0名 | 0名 |
新潟工科大学 | 3名 | 0名 | 0名 | 3名 |
敬和学園大学 | 0名 | 1名 | 2名 | 3名 |
長岡大学 | 2名 | 2名 | 2名 | 6名 |
新潟経営大学 | 1名 | 1名 | 1名 | 3名 |
新潟産業大学 | 2名 | 1名 | 2名 | 5名 |
新潟薬科大学 | 0名 | 1名 | 0名 | 1名 |
新潟食料農業大学 | 0名 | 1名 | 2名 | 3名 |
長岡崇徳大学 | 0名 | 0名 | 0名 | 0名 |
開志専門職大学 | 1名 | 0名 | 1名 | 2名 |
三条市立大学 | 2名 | 0名 | 0名 | 2名 |
合計 | 20名 | 19名 | 16名 | 55名 |
平均GPA | 3.35 | 3.42 | 3.31 | 3.36 |
意見
【奨学生の選考について】
・応募者の家計状況には幅があり、家計支持者の収入が高い学生の応募も見受けられる。
・選考の結果、家計支持者の収入が高い学生は成績が良好で、順位が上位に来る傾向がある。
【推薦のあり方について】
・募集20名に対して応募20名なので、より多くの応募があるべきと考える。
・大学の視点から見ると家庭環境が厳しいと考えられる学生でも、本人はその自覚がない場合がある。
・声をかけることで応募する学生はいるものの、自発的に奨学金を申請する学生の数は減少している。
・募集条件が明示されていても、事務局へ相談して応募する学生は少なくなっている。
・条件から少し外れるだけで応募を諦める学生が多く、奨学金に対する切迫感を持っていないことが多い。
・保護者も経済的な問題について子どもに話をしたがらない。
・事務局や先生も学生に寄り添っていかないと、学生を卒業まで支援することが難しくなっている。
・政府の修学支援を利用する学生が増加し、政府支援を受ける層とそれ以外の層で二極化が進んでいる。
・政府の修学支援を受けられるのは、所得が低い家庭や子どもが多い家庭に限定されている。
・政府支援を受けられない中間層の家庭の学生は、進学や生活費の面で迷いを抱えているように見える。
・中間層の学生の多くは貸与奨学金を利用するが、将来の返済負担を避け、アルバイトを増やす傾向がある。
【奨学金のあり方について】
・ひとり親家庭の学生は多く存在するため、奨学金がすべてに行き渡るわけではないが、その重要性は高い。
・学生支援機構、民間財団、大学独自の奨学金が存在するが、この2、3年で申請のあり方が変化している。
・以前は応募者が多かった奨学金制度においても、2、3年前から応募者の減少が顕著になっている。
・奨学金制度を運営する団体は、学生への効果的なアプローチ方法という課題に直面している。
【総括】
・制度の一部変更を行い、引続き、政府支援の対象外となる中間層の学生を中心に、社会の発展に寄与する有望な学生への支援を行う。