長岡技術科学大学
大学院工学研究科
髙橋 優花さん
- ご自身の研究を進めるにあたり、本助成金を申請した理由について聞かせてください。
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これまで、油脂生産酵母L. starkeyiが培養中どのように形態を変化させるのかを明らかにするため、長時間観察に取り組んできました。
しかし、細胞内で油脂を蓄える脂肪球 (LD)の位置や動きを詳細に追跡することには課題がありました。
そこで、LD表面のタンパク質を緑色蛍光タンパク質 (GFP)によって可視化できる株を作製し、細胞分裂や油脂蓄積とともにLDがどのように動くのかを解明するため、本助成金を申請しました。
- 本助成金を受けたことによる効果について聞かせてください。
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本支援により、研究を進めるための実験環境を整えることができました。
また、細胞内で油脂を蓄えるLDの表面を、GFPによって緑蛍光で可視化できる菌株を作製し、その動きを継続的に追跡できるようになりました。
得られた成果は国内学会で発表させていただきました。
研究助成への採択は今回が初めてであり、研究計画の立案から予算計画、成果発信までを主体的に進めたことで、研究を運営する力も身につけることができました。
- 助成対象となった研究の将来性と今後の展望について聞かせてください。
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今後は、今回得られた知見を基盤として、油脂生産酵母が油脂を蓄積する仕組みの解明をさらに進めていきます。
こうした基礎研究から得られる知見が将来、新潟県の米の生産過程で生じる稲わらなどの未利用資源を活用し、食用油脂を生産する技術の発展につながることを期待しています。
これにより、廃棄物の削減や地域内での資源循環、食用油脂の安定供給に加え、稲作由来資源の高付加価値化にも貢献できるよう、今後も研究を進めてまいります。